人生に疲れ、闇の中でセミリタイアを願う

30代で癌に侵され、治療して会社に復帰したが肺に転移し、再度治療後会社に復帰するもパワハラでうつ病となり退職。人生に疲れ働く気力を失う。月間21万PV達成!!感謝<(_ _)>

健康を犠牲にして、手に入れた金がたったの2000万円part4

板前時代を振り返った俺は同じ過ちを繰り返すまいと必死に求人雑誌を探す…

 

焦っては駄目だ。
でも、生活費が足りなくなるな。
とりあえず、きちんとした就職先が見つかるまでバイトしよう。

 

何のバイトをしようか。
飲食店は二度と戻らないと決めたし…

 

ある募集が目にとまった。
よし、とりあえず面接してもらおう。

 

緊張して面接に行ったら、あっさりとその場で即採用だった。

まぁアルバイトだし、余程人に困ってるのだろう。

 

最初は数日間の研修があった。
研修を終えて、本格的に現場での勤務が始まる。

 

日々の勤務に疲れて、就職先を見つける余裕がなくなった。

仕事を一生懸命やっていたので、現場から名指しで指名されるようになった。

 

正直言うと私が特別優秀と言うわけではなくて
他と比べて若くて素直に従って動きが良かったからだと思う。

 

私は、過去の失敗からか人一倍他の人に負けまいと頑張った。

でも指名してくれたおかげで、社内での私の評判が良くなり、社内で内勤業務に命じられた。

 

現場では残業すれば残業代が付いたが、内勤業務は残業しても付かなかった。

それでも板前の時より、ずっと良かった。


板前の時より給与が良かったし、同じくらいの年代の同僚が皆良くしてくれて楽しく仕事ができた。

 

でもあまりにも忙しく会社に泊まることも度々あり、酷い時は1ヵ月間休みなしという月もあった。

 

それでも仲間がいてくれて助けてくれたので板前よりずっとましだった。

さらに自分にはこの業界が合っていると感じ始めていた。

 

やりがいもありなんだか楽しかった。
お客に有難うと言われ感謝されたときは嬉しかったんだ。

 

こんな俺でも役に立てたんだと…

 

あるとき、私の携帯電話が鳴った。
誰だと思い表示をみると…

 

あっ!板前時代に俺を騙したあの頭の切れる腹黒イケメンからだった…

今さら何の用だ。


どうせまた、ろくな用件じゃないのは予想できた。いくら単純で馬鹿な俺でも2度は通用しないよ。


とりあえず出てみると…

 

腹黒イケメン『久しぶり、実はね□□さんが独立して店を始めるんだけど、◯◯くんに是非来て欲しいって言ってるんだよ、◯◯くんも会ったことあるでしょ、あの人だよ。』

 

来たー(笑)
予想通りの展開で思わず吹き出してしまった。
失礼のないよう、丁重にお断りをする。

 

もう、奴隷にはもどりませんよ。
いくらなんでも2度も騙されませんよ、真っ黒コゲのぺてん師くん!

 

私はあなたのせいで散々地獄を見ましたから。
それ以降、2度と真っ黒コゲ助からの連絡はなかった。

 

私はより一層仕事を頑張った。
そして、アルバイトで入社してから2年が過ぎた28歳の時に、突然社長室に呼ばれた。
社長から社員になれと言われた。

 

トップに認められ嬉しかった。
これでやっと正社員になれる。

 

正社員になれば年2回の賞与が出るし、社会保険にも加入が出来る。

年収が350万くらいになった。

 

板前の時は賞与はないので最高でも年収240万くらいだったから嬉しかった。

私はよりいっそう会社の為に尽くすようになり役職が付き主任になった。

 

ひょんなことから、昔大好きだった彼女から連絡があった。
不動産を辞めてから心配してくれて何度となく連絡をくれて時々会ったこともあった。

 

彼女はまだ結婚はしていなかったのだが、どうやら結婚して遠くに行ってしまうとの報告だった…

 

そうか、俺もやり直してせっかく社員になったのだがあまりにも、その結婚相手とは差が有り過ぎた。

 

彼女の結婚相手は、一部上場企業の大手社員だった。結婚相手として申し分ないだろう。
俺を拒否した彼女の母親も大喜びで大賛成したに違いない。

 

その人となら将来何の不安もなく安定した生活が望めるだろうし、その人となら優秀な子供ができるだろう。

 

俺『◯◯◯、おめでとう!これで幸せになれるなぁ、良かったなぁ。』

 

祝福など出来るわけないが、この場合嘘でもそう言ってサヨナラをするしかないだろう…

ここからテレビドラマのような大逆転劇は、リアルでは通用するわけがない。


なんか2度振られた気分になった…

 

結局、人生の敗者はこうなるよな。
好きな女性と一緒になれないよな。

 

彼女は中学校からの同級生で、その時はただのクラスメート、19歳の時の同窓会で再開して火が付き付き合った初めての彼女だ。

別れるまでの3年間、彼女とほぼ同棲生活だったので、いつも一緒だったし別れてからも時々は会っていたしで…

 

人生は残酷だ…
そういえば女性は、強い遺伝子を残せる男を選ぶって何かで聞いたことがあるなぁ…

どうにもならん…

 

俺はこの先誰かと結婚しても子供は作るまい。
俺の遺伝子を受け継いだ子供は、苦労して可哀想だ。
俺のように苦労させるくらいなら作らない方がいい。

 

自分の両親を恨んだ…
何故俺を作ったんだよ…
何も考えずに子供作るなよ…


今あなた達の子供が人生に失望しこんなに苦しんでいるんだよ。

あなた達夫婦は勝手に子供産んで、勝手に離婚して、子供はどうなるんだよ…

その晩、俺は一晩中泣いていた…

 

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