人生に疲れ、闇の中でセミリタイアを願う

30代で癌に侵され、治療して会社に復帰したが肺に転移し、再度治療後会社に復帰するもパワハラでうつ病となり退職。人生に疲れ働く気力を失う。もはや不労所得しかない…株式投資で配当金生活を叶えてみせる!

健康を犠牲にして、手に入れた金がたったの2000万円part2

不動産会社を3ヵ月で辞めて失意のどん底にいた。

正確にいうと辞めたというか逃げてしまった…

きちんと辞めますと言って辞めれば1ヵ月分働いた分の給料である25万円がもらえたのに…

給料日の前に黙って会社にいかなくなってしまったので、当然だが振込をストップされた。

金なんかいらない、とにかく会社には行きたくない…

 

俺は追い詰められていた。

社長が怖い、会ったらまた怒鳴られ、蹴飛ばされる…

俺は布団の中で震え怯えていた…

会社からは何度も着信があったが出なかったというか出れなかった…

 ・・・

 

当時、社員は例の22才の課長を含め20人くらいいたと思う。

皆ほぼ20代で30代が1人いたくらいだ。

 

部長はいなくて、課長の上は社長だけという組織だった。

社長は不動産営業のエキスパートだったと聞いている。

独立してこの会社を切り盛りしていた。

 

社長が自分で言っていたが、年収が確か3000万くらいだと言っていた。

40代で年収3000万…この方凄いと思った。

 

今までかなりマンションを売ったのだろう。

切れ者で顔が自信に満ち溢れている。

凄い野望を持った方だ。

 

戦国武将でいうと織田信長タイプだ。

今まで不動産営業で他の同僚にも負けずにずっとトップだったらしいので、できない者には人一倍厳しい。

 

売れなければ、潰してしまえ、ホトトギス・・・

 

私は社長から目をつけられ始め、日に日に厳しくなっていく。

自分は一刻も早くマンションを売らなければヤラレル…

焦っていた…

 

社長室はなくて、一室内で社長含め社員全員が仕事をするので社長は常に監視していて逃げ場はない。

 

その一室には、よく研修等で使う長テーブルと椅子が並べられテーブルの上には電話機が1人1台ずつ並べられている。

 

マンションを売ると言っても投資目的のマンション経営を売っている。

朝の体育会系ばりの朝礼が終わると、皆一斉に電話を掛けまくる。

 

ターゲットは安定した高収入の方々だ。

医者や弁護士、公務員(学校の先生等が多かった。)

電話をかける時間帯は、9時~12時くらいだったかな。

午後は、1時~5時くらいだったと思う。

 

当然その時間なので電話をしても奥様しか出ない。

そう、ターゲットは奥様だからだ。

 

だいたいどの富裕層の家庭も旦那よりも奥様のほうが強いからだ。

亭主関白なんてない…

 

だから奥様さえ、説得できればほぼ決まる。

逆にご主人のほうを先に説得しても奥様に反対にあってしまい

うまくいかないパターンが多いのだ。

 

だから、まず先に奥様に気に入られなければならない。

 

連絡先は、どうやって得るかというと、社長がどこからか富裕層の名簿を買ってくる。

 

名簿屋なんてのがあったみたいだ。

私がいたときも一度社長が名簿買ってくると言って車で向かった。

帰ってきたら、車に積んである大量の高収入者の名簿を室内に運ぶよう命じられたことがある。

重いので運ぶのに苦労した。

 

もう20年くらい前なので、個人情報保護法なんてなかったからこんなことができたと思うが今はとても出来ないだろう。

 

実際に今この会社はないようなので…

法律が厳しくなって会社を辞めたと思う。

でもあのやり手社長のことだから今も何らしかの方法で稼いでいるに違いない。

 

板前だった自分はこの会社で、人生の厳しさを思い知った。

売れない者はグズ、売れる者は人生の勝者

人生に勝ち負けなんて有るのか…

 

お恥ずかしい話かもしれないがこの会社に入るまではあまり深く人生について考えなかった。

この時もう26歳だし、今さらそんなことに気付くかよ。

なんか義務教育では、人間は皆平等だと教えられてなかったっけ?

 

社会にでたら、平等なんてなくて、そこにあるのは勝者と敗者だけだと…

なんで教えてくれなかったんだよ…

 

やっぱり人生の勝ち組の人って、こういうことに早く気付くか、親に教えられるのだろうね。

俺は馬鹿だから自分では気付けなくて、学校の教えられた通り皆平等だと思ってて…

両親も両親なので、当然教えてくれるはずもなく。

というか教えてくれるような両親だったら貧乏じゃなかっただろうし…

 

気付くのがあまりにも遅すぎた…

 

両親は仕方がないとして、せめて義務教育で人生は戦いで、勝者と敗者が必ず存在すると教えておいてくれよ…

これじゃ義務教育では、人間は平等と信じ込ませて敗者達に育て上げる為の教育じゃないのかよ…

自主的に気付いた者や親から人生について教えられた人は先に気付いた分だけ有利じゃないか…

 

社会に出て26歳で気付いた俺はもはや遅すぎた…

もう追い付けやしない。

 

だから皆いい大学に入ろうとして一生懸命勉強したり、いい会社に就職する為に頑張ってるのか。

 

俺はこの人生をどうしたらいいんだ…

 

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