人生に疲れ、闇の中でセミリタイアを願う

30代で癌に侵され、治療して会社に復帰したが肺に転移し、再度治療後会社に復帰するもパワハラでうつ病となり退職。人生に疲れ働く気力を失う。もはや不労所得しかない…株式投資で配当金生活を叶えてみせる!

健康を犠牲にして、手に入れた金がたったの2000万円

9時頃嫁に起こされた。

嫁は、早く起きてしまったらしく仕事をしていた。

 

嫁『お腹すいたから早くご飯の準備して!』

俺『わかったよ…』

 

急いで冷凍の中華麺を解凍して嫁に差し出した。

 

自分はご飯を炊いていつもの納豆卵鰹節かけご飯を食べる。

旨い、幸せだ!

 

食後、しばらくぼーっとしながら考えてしまう…

これからどうしよう…

 

自分は今無職で収入がない…

預金は、約2000万円か…

 

今44歳で年金をもらうまであと20年以上ある。

障害者になってしまったので、まともには働けそうにない。

 

30歳まではろくに貯金できなかったが、30歳以降は必死に貯めてきた。

しかし、体を壊して癌になり、肺にも転移、うつ病になった。

 

また無理したら癌が出てくる可能性がある。

これ以上は無理できない体になってしまった。

 

もっと20代の内から遊ばずに金を貯めておけば良かった。

パチンコ、麻雀、ゲーム課金等やらずに貯金すれば。

20代のうちに1000万は貯められたはずだ。

 

そもそも働き始めたのは…

 

 ・・・・・・・・・

 

調理師専門卒なので19から働き始めた。

和食の板前になって初任給は12万くらいでその時は寮に住まわせてもらっていたので家賃はかからない。(といってもほぼ彼女の家に入り浸りだったが…)

 

調理師だった頃は、朝8時頃~夜10時くらいまで働き、残業代は出ない。

週1回の休みも疲れはてて夕方まで起きられないので、休みを満喫することもできなかった。

 

あまりのストレスで夕方からパチンコ行ったりして負けて帰るみたいな感じだった…

 

店の先輩とは喧嘩したりするし、自分はどうしようもない…

20歳から付き合った大好きだった彼女とは23歳の時に別れを告げられた…

 

一生離れないと思っていた…涙が溢れた…

彼女は中学校の同級生だったが20歳の時の同窓会で再開したのがきっかけで

付き合い始めた。

 

彼女はとても優秀で頭が良くかなり高い偏差値の高校も卒業して大学まで通っていた。

家柄も裕福で、家族仲が良く私とは不釣り合いだった。

 

私は自分に無いものを相手に求めていたのだろう。

私の家は貧乏、両親は低学歴、低収入で喧嘩ばかりでついには離婚。

 

別世界だった…

 

実際、彼女の母親から一度電話で話したいと言われ。

 

彼女母『あなたには他に相応しい相手がきっといるわよ。』

自分『私はお嬢さんと結婚するつもりです。』

 

彼女母『娘も好きみたいだからね…今付き合うのはかまわないけどね…』

彼女母『まぁ娘にも時間かけて考えるように言ってあるから。』

 

今は彼女の母親の言っていることがわかる。

実際今俺はドン底だ…

 

人生お先真っ暗だ…

でもその時はまだ彼女の心は俺にあった…

 

彼女の母に同棲していることがバレてしまったので俺は都内にある安アパートを借りた。

家賃34000円でトイレはあるが風呂はないので、近くにあるコインシャワーで済ませた。

 

彼女とお互いの家を行き来するようになり、俺のうちに来た時は一緒にコインシャワーの個室に入って互いに身体を洗った。

 

確か料金は5分で100円だったから10分くらいで済ませた。

彼女と一緒だったのでなんか凄くワクワクして楽しかった。

 

夜、近くの公園で二人で花火もしたなぁ…

楽しかった…

 

その後、しばらくして彼女が大学を卒業して就職した。

 

もともと卒業後は実家に戻って就職する予定だったが、俺のそばにいたいからとの理由で実家には戻らずにこっちに就職を決めてくれた。

 

しかし、働きはじめて3か月後、彼女が変わりはじめた。

学生の頃と違い自分で働いていくと、真剣に将来のことを考えはじめたと思う。

 

すでに彼女の初任給のほうが、俺の給与より高いし…

早く子供が欲しいと言っていた…

 

私があまりに頼りないと言われはじめた。

彼女から後で読んでねと手紙をもらった。

 

手紙を見ると…

 

゛私最近おかしいの…

カブライフ君のことが凄く好きな私と…

職場に行くとなぜかカブライフ君のことがどうでもよくなってしまう私がいるの…

手遅れにならないうちに、ちゃんと私をつなぎとめといて…〝

 

こんな内容の手紙だった…

しかし彼女の様子がおかしいと感じながらも、俺はどうすることもできなかった。

 

私が仕事場の先輩と喧嘩したり、パチンコやってお金を失ったりするのを見て

悟ったようだ。

 

あるとき、俺は仕事が終わってすぐ彼女へ電話した。

俺の家で待っている彼女へ帰るコールをする為だ。

 

暗い声で電話にでる彼女…

 

彼女『ごめんね、今日そっちへ行ってないの…』

俺『え、なんで?』

 

黙り込んで答えない…

 

俺『何?言ってくれないとわからないよ。』

彼女『ごめん…』

 

彼女は泣いていた…

俺『泣いてるの…とりあえずそっちにいくよ。』

 

俺は彼女の家に行った…

 

彼女は泣きながら俺に抱き付いてきた…

 

彼女『もうこれ以上は一緒にいられないの…ごめん。』

俺『やっぱり俺じゃ駄目か…わかったよ。』

 

と言って彼女の家の鍵を返して去ろうとする…

 

彼女は泣きながら

彼女『お願いだから、今夜だけは一緒にいて…』

 

俺は『どうせ、別れるんだから、これ以上一緒にいても仕方がないよ。』

 

俺は彼女の制止を振り切って自宅へ帰った。

 

それからしばらくおかしかった…

俺にとって彼女が生き甲斐だったから…

 

彼女が全てだった…

 

3年間ずっといつも一緒だったので心にぽっかりと穴があき

仕事にも打ち込めずにいた。

 

お互いに大好きでずっと死ぬまでそばにいるはずだった…

寂しさからか、すぐに他の女性と付き合いだしたが長続きせずに終わった。

 

結局は、大好きだった彼女が忘れられずにいた…

あの笑顔が、もう見れないんだ…

  

俺が頼りないばっかりに…

自分を変えたい。

 

俺にもできるはずだ。

貧困の連鎖なんて糞食らえだ。

 

俺は26歳で板前を辞めて不動産会社に就職した。

はじめての不動産会社の営業だ。

 

大好きだった別れた彼女から連絡がありそのことを報告したら喜んでくれ

応援してくれた。

 

こんど、遊びにきたいと言っていたほどだ。

これは最後のチャンスだ…

俺はやらねば…

 

年下の22歳の課長は、年収1000万で、車はアルファロメオ?に乗り、時計はロレックスをしている…

 

凄い、俺も頑張るぞ。

給与は固定で手取り25万だが、マンションを売れば歩合が加算される。

 

しかし、現実は甘くはなかった。

不動産の営業はマンションが売れなければゴミグズ扱い。

毎日社長に怒鳴られ、蹴飛ばされる。

 

もう限界だった…

結局3ヵ月で辞めてしまった…

 

大好きだった彼女から連絡があった。

彼女はとても嬉しそうにしていた。

 

彼女からいつ遊びに行ったらいいかと聞かれたが

俺は正直に会社を辞めたことを告げた。

 

彼女『え・・・』

 

しばらく無言だった…

彼女はとても残念そうだった…

俺はたまらず電話を切った…

 

期待を裏切ってごめん…

 

頭も悪く、何の才能もない俺が努力で輝こうとしたのが間違いだった…

どうやら俺は努力しても駄目なタイプの人間だったようだ…

 

自分ではどうすることもできない…

どんどん両親に似ていく…

 

やはり、俺はあの両親の遺伝子を受け継いでいる…

変われない…

 

疲れた…

 

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